まっちんのおやつ会

先日の日記「岐阜散歩」のところでもちょっと書いた、今週で閉店してしまうCafe COCONですが、そこで急遽昨日行われたイベント「まっちんのおやつ会」に行ってきました。このイベントは和菓子職人の「まっちん」こと町野仁英さんが目の前でいくつかのおやつを実際に作るのを見ることができて、それを全部食べることができる、という贅沢な2時間。町野さんは伊賀上野でもお店をしてらっしゃるそうですが、今は柳ヶ瀬の和菓子屋さん「ツバメヤ」のお菓子をプロデュースなさったり、岐阜のパン屋さんと一緒におやつを作ったり、最近では町野さんの作ったお菓子を食べられる場所も岐阜にできたりというのもあり岐阜でも活躍中。
昨日は先着10人のイベントだったんだけど、なんとか最後のほうにすべりこんで参加。この日作っていただいたのは4つ。半月餅(焼き大福)に同じ岐阜の紅茶専門店annon tea houseのいちごの紅茶風味のソースを添えたの、豆腐白玉ぜんざい、くるみの和スコーンといちご紅茶風味の練乳シロップ、それから最後にわらびまんじゅう。7時からの会だったので会社終わってからまっすぐ岐阜に向かって、夕ごはんを食べる時間がなかったけど、ぱくぱく食べてたらお腹いっぱい。どれも粉そのもののおいしさ、小豆の豆の風味・おいしさをストレートに感じられる素直な味でほんとにおいしかった。いちごのほんのりした風味が餡やシロップにもしのばせてあって、素朴ながらも軽やか。わらびまんじゅうは弾力があるのにふわふわで、でも口の中に入れるとふわりと溶ける。「・・・おいしーい・・・」ひとくち食べてしばし無言でわらびまんじゅうをじっと見ちゃった。わらび粉に小豆あんにきな粉というシンプルな材料なのに甘さ、香り、テクスチュアがそれぞれにぎやかなの、口の中で。おいしかったなー。
町野さんはいろいろおしゃべりしながら「緊張するなあー」と言いつつも「どれも簡単なんですよー」とほんとに簡単そうにさささと作ってて、なんか生地や餡にさっと触るだけでお菓子に形を変えるみたいに見えてきて、プロセスを見てるだけでほんとにおもしろかったー。実際あんなに短時間で(作る+食べる含めて2時間)4つもとびきりおいしいおやつを作っちゃうんだから、どんなに簡単そうに見えてもそりゃ同じにはできないのはわかる。でも見てるとあんまりあっという間にできちゃうから「作ってみようかな・・・」と思うんだけどね。
写真はちょっと暗くて見えづらいけど、わらびまんじゅう。
ごちそうさまでした。
この本↓を買ったときはまさかご本人に直接目の前で作ってもらって食べる機会がくるとは思わなかったなー。ちなみに和スコーンや大福のレシピもこちらにのってます。今日帰ったら和スコーン作ってみようかな。

まっちんのおやつ

まっちんのおやつ