スコーン

時々焼くスコーン。でも同じレシピで作ったことはあまりなくて毎回少しずつ配合をかえたりしてる。バターを使った固めのレシピも好きだし、オイルやマーガリンを使ったふんわりしたのも好きだし、そのままおやつで食べられるようにドライフルーツをどっさり入れるときもあるし、ジャムやクリームと一緒に食べるためにプレーンに焼くときもあるし。材料がシンプルなので使う小麦粉によって味もかなり変わっちゃうしね。*1ただしはじめて他人のレシピで作るときは、お菓子に限らず何でも、1回目は絶対に「自分なりにアレンジ」はしない。どんなに「?」と思っても、レシピ通りに作ります。レシピには作った人の「これがおいしい」と決めた理由があるわけで、それを知りたくて作るんだから、指定の材料が揃わなければ作らない。もちろん「・・・なるほどねー」と思う場合もあるし「なんでこのレシピを作ったんだろう???」と思うようなものもあるけど。2回目からは好きに変えちゃうけど。
これは「がちまい家」のレシピ。バターを牛乳と一緒に温めて溶かしたものを使う変わり種レシピ。スコーンって冷蔵庫で冷たくしたバターを粉に刻み込んでミルクでまとめる、というのが基本レシピなので「あったかいミルク+溶かしバター?!」と最初にレシピを見た時には思ったけど、ちゃんと「狼が口を開いたような」割れもできる。むしろ冷たいバターを刻み込むよりずっと簡単。230℃で20分も焼くので最初「結構高温だなー焦げないのかなー」と思ったけど、砂糖が入ってないレシピなので焦げない。むしろ高温のせいで立ち上がりの生地の伸びがいいんだろうな。でも砂糖が入ってないと表面の焼き色がつきにくいから、最後に表面に塗る牛乳に少しはちみつを混ぜたらどうかな・・・なんてことを考えるのが他人のレシピを作るときの楽しみ。

*1:自分でお菓子を作るときは全粒粉を使うことが多いけど、プレーンな薄力粉は江別製粉の「ファリーヌ」を使用。