私の作る郷土料理

これ、ku:nelで読んでた時から、1冊の本にならないかなーって思ってたんですよ。
この中の野菜ずしのページなんてあんまりきれいだから、スクラップしてとってあるもの。
あたしは名古屋生まれ名古屋育ちなのですが、父親が宮崎出身なのでこの本の中でなじみのある料理は「冷や汁」です。
これも家々によってざまざまなレシピがあるようですが、うちで作ってたのは鯵の干物を焼いてほぐし、胡麻と味噌と一緒にすってあぶり（宮崎ではすり鉢に味噌をぬって、ガスの火の上にすり鉢を逆さまにしてかぶせてあぶる、らしい。）と一緒に冷たいだしでのばします。
これにきゅうりの薄切りと青じそをきざんだものを入れて冷たくしておく。で、ごはんにかけて食べる。
夏のお昼ごはん、って感じ。
もひとつ大学の時の友人が千葉出身で、中の具でいろんな模様が作ってある巻きずしの話をしてくれたことがあって。
彼女の親戚は確か九十九里のほうで、何かお祝い事がある時はこの巻きずしを作るとか。
当時、話を聞いてる時は巻きずしの中に花模様があるっていうのが、どうやって作るのかイメージできなかったんだけど、こうやって作るんだね。（イラスト入りで巻き方の解説あり）説明するのはむずかしいので、本屋さんでこの本見かけたら見てみて下さい。
作ってみたいけど、むずかしそうだなあ。
「がんづき」*1もいろんなタイプがあるんですね。これも作ってみたいもののひとつ。

私の作る郷土料理 (クウネルの本)

*1:材料の基本は粉と重曹とたまごと砂糖と水、そしてオイル。それを蒸し器いっぱいに流し入れて蒸したお菓子。