初秋

ロバート・B・パーカーの私立探偵スペンサーシリーズは全部読んでるけど、ずいぶん前なので古本屋で見つけて思わず買ってしまいました。
昔の話だけあって、主人公は結構マッチョだし、ビール飲んで車は運転するし、ハードボイルドだからしょうがないけど台詞がいちいち気障だし、はじめて読んだ頃は微妙に反感を持ちながら読んでいたものですが(笑)
この話は依頼人の息子(孤独でやる気がなくてこまっしゃくれたガキ)を放っておけなくて、養育権をお互いの利益と復讐にしか使えない彼の両親から引き離し、彼に自立して自分の人生を見つける力をつけさせる、とスペンサーのおせっかい魂満載(笑)
話に関係ないけど、いつもアメリカの小説を読むとビール*1が飲みたくなって、ハンバーガーとかクラブハウスサンドイッチとかドーナツがやたら食べたくなって困ります。

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

*1:アムステルでもシュリッツでもハイネケンでも。