飛ばしていくよ

上の料理を作りながら聞いていたアルバム。先々週、名古屋クアトロでのライブにも行ってきた。彼女の声の軽やかでのびやかなのはいつもどおり、そしていろんな人のアレンジが新鮮で気に入ってます。伊勢丹の歌を聴いてたら(ISE-TAN-TANという歌が入ってます)伊勢丹に行きたくなる。新宿3丁目の。あたしの場合は地下だけど。ステキなデパートって歩くだけでも楽しいよね。

飛ばしていくよ

飛ばしていくよ

ブルスケッタ


バゲットやパン・ド・カンパーニュのような、オーブンで焼くとクラストがばりっとするパンに*1好きなものをのせるだけ。よく作るのは簡単なトマトのブルスケッタ。パンはかりっと焼いて生のにんにくを表面にこすり付けて、そこに皮と種をとってざくざく刻んだトマト(塩胡椒とオリーブオイルを混ぜておく)を好きなだけ乗せて、好みでさらにオリーブオイルをかけても。サラダやスープと一緒に簡単なお昼にもなるし、ワインやビールとも合う。
先日小さなパーティーで料理を作ったときは3種類のブルスケッタを作りました。ひとつはシンプルなトマトのブルスケッタ、もひとつは細切りにした赤と黄色のパプリカをにんにくとオリーブオイルでソテーし、トマトとアンチョビと一緒に乗せたブルスケッタ。実はこれは「パプリカのピエモンテ風」というもとの料理があって、それを簡単にアレンジしたもの。そっちは赤パプリカを縦半分に切って種を取り、中にトマト(缶詰のイタリアントマトでも)を詰め、アンチョビをのせオリーブオイルをかけてオーブンで焼いたもの。食べるときに黒胡椒を引いたのとフレッシュバジルを添えて。前菜としてもメインに添えてもいいし、熱くても冷たくしてもおいしい。
もひとつは写真のもの。これはこんなのがあったら美味しいのにな、という組み合わせで作ってみたブルスケッタバゲットに飴色にソテーした玉ねぎをのせ、そこにそら豆とチェリーモッツァレラ、上から胡椒とトリュフオイルをほんの少し。トリュフオイルはくせもあるので好みで。冷たくした白ワインに合うと思います。

*1:もともとは炭火であぶるんだと思う。

ウィークエンド


朝「恋するフォーチュンクッキー Rock ver.」をYou Tubeで見て爆笑して、気分よくお菓子でも焼くかという気持ちに。
日曜日だし「ウィークエンド」というケーキ。本来は丸いケーキ型やパウンド型で焼くバターケーキだけど、今日はマフィンカップで小さめに。レモンの皮1個分すりおろしたのがケーキ生地に入っているので、焼いている間もふわりとレモンの香りがオーブンから漂う。焼き上がって冷めたら、表面に粉砂糖とレモン果汁を合わせたレモンのアイシングを薄くかけるのがお約束。ぱくっとかじると、きゅっと甘酸っぱいアイシングとケーキがいいバランス。個人的には春めいたお天気のいい週末に食べたい気がするケーキ。
レモンは皮をすりおろして入れるので、国産の広島のレモンを使います。輸入レモンにくらべると香りや酸っぱさはやや控えめかなとも思うんだけど、その控えめな酸味がシンプルなバターケーキとよく合うと思う。バターも焼き菓子のときは発酵バターを使うことが多い。味もこくはあるけどくどくなく、焼き上がりの香りがいいかなと思うので。

  1. レシピ覚え書き

卵2個と粉砂糖140gをクリーム状に泡立てる。やわらかくしたサワークリーム50gとレモンの皮1個分のすりおろしたものを加える。溶かしバター50gを加えて混ぜる。薄力粉110gとBP tsp1をふるったものを混ぜ合わせる。160℃で25分(マフィンカップの場合)冷めたらレモンジュース10gと粉砂糖50gを混ぜ合わせたアイシングを表面に塗る。
ケーキを焼いていたときのBGMはこれでした。これも週末っぽいな、なんだか。

P.S. I Forgot

P.S. I Forgot

読んだ

これも買い逃してて、先日文庫になってるのを見つけてようやく読んだ。

引っ越しかなにかでなくしてしまって探してたもの。何度読んでも好きだなあ。タイトルの「月下の一群」は堀口大學の詩集のタイトルからだと思うけど、はじめて買ったとき、このタイトルが素敵で買ったおぼえがある。あとは読んでる途中。
街場のマンガ論 (小学館文庫)

街場のマンガ論 (小学館文庫)

玉子ふわふわ (ちくま文庫)

玉子ふわふわ (ちくま文庫)

しゃばけ しゃばけシリーズ1 (新潮文庫)

しゃばけ しゃばけシリーズ1 (新潮文庫)

バインミー


買おうかなと思っているうちに何となく買い逃して何年もたってしまった本。以前本屋で働いていた時に「新刊が店頭にあるのはほんの少しの間だから、余程のベストセラーじゃないかぎり見かけたらすぐに買わないと」と学習したつもりなのに、うっかり買い逃して(本屋さんで見かけた時、荷物をいっぱい持ってたとか)そのままあちこちさがしても見つからない。今はアマゾンとかで検索すれば大概の本は見つかるし、「買おう」と思って探していた本はネットで買えばいいけれど、やっぱり本屋さんの中をうろちょろして普段は見ないような本を見つけたり、料理本なら「これ作るなら帰りに香菜買って帰ろうかな」とか考えながら立ち読みする楽しさもあるから本屋さん通いはやめられない。
今日のお昼は昨日古本屋さんで見つけた、そんな買い逃した本の1冊「バインミー」を参考に。バインミーベトナムのサンドイッチ。フランスパンにパテやハムと大根とにんじんなますとか野菜をはさんだもの。今日はハムのかわりに揚げ卵+スイートチリソースバージョン。フランスパンはこの本にも書いてあるけど、本格的なクラストがばりっとしたパン屋さんのバゲットより、スーパーで売ってるようなちょっとふかっとしたフランスパンをオーブンで温めたもののほうが断然合います。

バインミー ―ベトナムのおいしいサンドイッチ―

バインミー ―ベトナムのおいしいサンドイッチ―

読んだ

こんな朝ごはんが一日の最初に出てきたら毎日うれしいだろうなあ。Instagramでの定点観測の毎日の朝ごはん。写真がとにかくキレイでおいしそう。朝ごはんだからすごく凝った料理ではないけど、色の取り合わせのバランスがよくてプレートの余白まで本当に美しい。これはもうこの人のセンスなんだろうな。

あと1冊でシリーズ終了。感慨深い。ずっとこのシリーズを最初から読んでるので、まるで登場人物が現実の知り合いのような気持ちで読んでいる。今回は巻末の番外編でちょっとほろりときたなー。
美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

朝ごはん


朝ごはんをきちんと作って食べるのはお休みの日。平日の朝はパンとコーヒーとか、ヨーグルトとバナナとかシリアルにミルクとかとにかく簡単。会社には自転車で20分で行けるから家を出るのはわりとゆっくりめの時間なのに、朝ごはんを食べる時間はいつもぎりぎり。あわただしく家を出ることになる。
写真は先週末の朝ごはん、フレンチトースト。半分食べて固くなってしまったバゲットが残っていたので、前の晩に卵とミルクと砂糖を混ぜた卵液に浸して冷蔵庫に入れておいたものをバターで焼きました。砂糖はきび砂糖や黒糖にして食べる時にきなこや胡麻をかけることもある。バゲットは食感がちょっともちもちしてて、フレンチトーストはふだんから食パンよりもバゲットで作るほうが多いかな。食べるときにはちみつかメープルシロップをかけて食べる。この日はシンプルにはちみつだけで食べたけど、浸す卵液の砂糖を抜いて焼き、かりかりベーコンを添えてサラダやスープと一緒にパン代わりに食べることも。
フレンチトースト用ではないけど、バニラシュガーを作っておくとちょこっと香りをつけるのに便利。シンプルにバニラのさやとグラニュー糖を空き瓶に入れておくだけ。バニラエッセンスよりほんのりした香りだけどパンケーキや焼き菓子を作るとき、指定の砂糖に少し混ぜるとふんわりバニラの匂い。バニラのさやはカスタードクリームを作るときとかに牛乳に入れて煮出したような、使ったものでも大丈夫。使ったあときれいに洗って乾かしたあと砂糖の瓶に入れておけば香りはちゃんと砂糖にうつります。