ブルスケッタ


バゲットやパン・ド・カンパーニュのような、オーブンで焼くとクラストがばりっとするパンに*1好きなものをのせるだけ。よく作るのは簡単なトマトのブルスケッタ。パンはかりっと焼いて生のにんにくを表面にこすり付けて、そこに皮と種をとってざくざく刻んだトマト(塩胡椒とオリーブオイルを混ぜておく)を好きなだけ乗せて、好みでさらにオリーブオイルをかけても。サラダやスープと一緒に簡単なお昼にもなるし、ワインやビールとも合う。
先日小さなパーティーで料理を作ったときは3種類のブルスケッタを作りました。ひとつはシンプルなトマトのブルスケッタ、もひとつは細切りにした赤と黄色のパプリカをにんにくとオリーブオイルでソテーし、トマトとアンチョビと一緒に乗せたブルスケッタ。実はこれは「パプリカのピエモンテ風」というもとの料理があって、それを簡単にアレンジしたもの。そっちは赤パプリカを縦半分に切って種を取り、中にトマト(缶詰のイタリアントマトでも)を詰め、アンチョビをのせオリーブオイルをかけてオーブンで焼いたもの。食べるときに黒胡椒を引いたのとフレッシュバジルを添えて。前菜としてもメインに添えてもいいし、熱くても冷たくしてもおいしい。
もひとつは写真のもの。これはこんなのがあったら美味しいのにな、という組み合わせで作ってみたブルスケッタバゲットに飴色にソテーした玉ねぎをのせ、そこにそら豆とチェリーモッツァレラ、上から胡椒とトリュフオイルをほんの少し。トリュフオイルはくせもあるので好みで。冷たくした白ワインに合うと思います。

*1:もともとは炭火であぶるんだと思う。