買った本読んだ本

近所の本屋さんは普通の本屋さんなんだけど店の一角が古本スペースになっていて、そこに古い雑誌のコーナーがあって。学生の頃読んでたオリーブを見つけて思わず衝動買い。でも今見ても、どのページのスタイリングも全然古くない。むしろ今発売されてる雑誌に載ってても不思議に思わないくらい。ある意味オリーブってコンセプトがめちゃくちゃはっきりしてたんだろうな。*1そのオリーブの後ろのほうの「のんちゃんジャーナル」っていうイラストレーターの仲世朝子さんの書いてたページがお気に入りでした。のんちゃんって名前の女のコの絵日記のような、日々の発見やお気に入りの映画やお洋服、いろんな提案がいきいき描かれてた。この「のんちゃん」って女のコこそオリーブ少女の理想のような女のコだったんだよなあ、きっと。好奇心いっぱいで新しいものにも古いものにも興味があって、自分の行きたいところには自分の足でどこまでも歩いて行っちゃう女のコ。こういう女のコがあたしは好き。

のんちゃんジャーナル (Oliveの本)

のんちゃんジャーナル (Oliveの本)

和菓子っていうと古典的なお菓子を思い浮かべるけど、きっと江戸時代にはそのときの流行だったりおしゃれだったりを盛り込んだ意匠のものが作られただろうし、それなら今の気分を盛り込んだお菓子だってクラシックだよね、という本。見るとちょっと「ふふっ」と笑ってしまう愛らしい和菓子の本。
日菓のしごと 京の和菓子帖

日菓のしごと 京の和菓子帖

いったい何回行けば「もう京都は行きつくしたわ」とか思うんだろう?まだまだ行きたいところいっぱい。どんどんレシピの割合が増えてるお菓子探偵シリーズ。
アップルターンオーバーは忘れない (ヴィレッジブックス)

アップルターンオーバーは忘れない (ヴィレッジブックス)

そのあまりにみっしりと描きこまれた美しい衣装と背景に時々無意識に息を詰めて読んでしまう。今回もすごい。個人的にひいきのパリヤさんの出番が少なかったのがちょっと残念。あの「すいか」のシナリオ、そしてエンドマークのその後。
すいか 1 (河出文庫)

すいか 1 (河出文庫)

すいか 2 (河出文庫)

すいか 2 (河出文庫)

*1:でもオリーブのページは古くないけど、当時の広告ページはめちゃくちゃ古くさい