京都


先週末、おなじみのロンドンに住んでる友人が日本に帰ってきてたので京都で待ち合わせ。昔からだけど、ごはん食べながら、歩きながら、買い物しながら、とにかく喋り倒してしまいほんとにいっこうにまったく観光にならないふたり。(今回の京都も気持ちいいくらいなんの観光もしてません。)
友人は夕方に京都に着く予定だったので、初日の木曜日の午後はひとりで自転車散歩。今回北山通あたりに行くつもりだったので、まず北大路まで上がり「ブラウニーズ」でロースハムとチェダーチーズのオニオンベーグルサンドとくるみとりんごとクリームチーズのベーグルを購入して賀茂川わきのベンチでお昼ごはん。川をはさんだ向かい側でずっと三味線を練習してる人の水面に流れる三味線を聴きながら。けどこの日は真夏のように暑くて、おまけに台風が近づいてたせいか空気も重く湿度が高くて、お天気は良かったけど自転車で走るにはちょっとしんどかったー。ミネラルウォーターを買ってもすぐなくなっちゃうし。
北山通はちょっと京都のほかのエリアとはまたちょっと雰囲気の違うおしゃれさんエリアって感じがしました。今回の目的は京都府立植物園のお向かいにある「ラ・ドログリー」でアルパカ100%の毛糸を買うこと。ラ・ドログリーはパリの手芸洋品店で、7-8年前までは名古屋店がロフトの1階にあったんだけど、今は(関西なら)大阪と京都のみ。アルパカの毛糸は別にどこでも買えると思うんだけど、ナチュラルな色、つまりオフホワイト、ベージュ、ブラウン、グレイなどの色しか基本あんまり見かけない。けどラ・ドログリーは鮮やかな色からとても微妙な中間色まで30色くらい色のバリエーションがあるんです。散々迷って、ちょっとくすんだブルーとつぶしたイチゴ色の毛糸を購入。アルパカやカシミアは高価だけど、しっとりと柔らかく肌あたりがいいので編むのも楽しい糸。細いから時間はかかるけど。
左の写真は鴨川沿いのカフェ「せせらぎすへら」で。カフェに入ったとき、ちょうど「嘯月」のお菓子が届いたばかりだったので、コーヒーを飲むのをやめてお煎茶と薯蕷饅頭。「嘯月」のお菓子は通常事前に予約しないと買えないけど、ここのカフェではお茶と一緒に食べることができます。月によっては寺町通の一保堂茶舗の喫茶室「嘉木」でも食べられることも。