マフラー

まだ熱帯夜も続くというのに、何だか暑苦しい写真ですみません。9月になったとはいえ編みものの季節には程遠いと思うんだけど(気温的に)去年、かなり寒くなってから「もっと早くマフラー(手袋)を編み始めておけばよかったなー」と焦りながら編んだので今年は少し早く編み始めることに。編みながら試行錯誤したりすることが多いので、冬本番になってからちょっと凝ったものを編もうと思うと編み上がった頃にはすっかり春になってたりするし。去年も手袋を片方編んだところで桜が咲いてしまって、そのまましまいこんだしなあ・・・。
毛糸を買うときのくせで「あともう少し、ってとこで足りなくなったらやだなあ」と思うとどうしても多めに買ってしまうので、家には何かをひとつ編むには中途半端な量の毛糸が結構増えていく。なので時々それを並べて細かい編み込み模様を考えたりする。毛糸を並べた途端ぱしっと編みたいものが決まることもあるけど、散々悩んで編みこみパターンを入れ替えたりアレンジしたりしてみても全然決まらないことのほうが多い。そんなことやってる時間も楽しいんだけどね。
毛糸をお店の棚で見た途端、何を編むというわけではないのにどうしてもその毛糸が欲しくて買ってしまう、ということもよくある。大抵は色か手触りに一目ぼれした場合がほとんどで、そういう場合もなかなか編むものが決まらなかったりする。「これでセーター(マフラーでも手袋でも)編んだらきっとステキだろうなあ」と本を見ながら考えるんだけどなかなか編み始めない。時々取り出して散々眺めて、結局決まらずにまたしまいこむ。なので編む予定のない毛糸のストックがどんどん増えていく。来月京都に遊びに行くつもりなんだけど、きっと三条のAVRILであれこれ毛糸買っちゃうんだろうなあ・・・AVRILに入って何も買わずに出てこられたことなんて1回もないしなあ。
あたしは編むあてがなくても、毛糸そのものが好きなんだと思う。それはこれからどんな形にでもなることのできる、好きな色や感触の、今はただの毛糸。そのひと玉が自分の手の中にある、という喜び。

手編みのてぶくろ

手編みのてぶくろ

今年はこの本から編んでみたい。去年は編み図を見るだけでむずかしそうで手を出せなかったんだけど。
手編みのソックス

手編みのソックス

できれば、靴下も。あ、そういえば去年靴下用の毛糸を神戸で買ったんだった・・・