ドーナッツ

今年のお盆休みは短いので、どこかに出掛けるということもなく家でずっと本を読んで過ごしています。村上春樹のかなり前のエッセイを読んでいたらドーナッツの話があって(もちろんダンキンドーナツ)「ドーナッツが食べたい!」で頭がいっぱいに。ダンキンドーナツは無理だけど、でもミスドお茶を濁すのもなー、でもコーヒーに合うシンプルなドーナッツが食べたい!となって、大概の本を読んで食べたいと思うものの常で自分で作ることに。
材料は粉、たまご、砂糖、ミルク、バターだし、作り方も全部混ぜ合わせて冷やした生地を型で抜いて揚げるだけ、なのでシンプルで簡単なんだけど、自分が食べたいと思う「中がふんわりたまご色で、外ががしがしするくらい固めでほんのり甘め」というドーナッツ像が結構リアルに頭の中にあるだけに、作ってはみたものの100%満足ってわけにはいかなかったんだけど。ダンキンのホームカットみたいなのが理想なんだけどな。シンプルな材料と作り方だけに、ちょっとした配合で全然できあがりが変わっちゃう感じがします。今回薄力粉だけでミルクを入れたかなりやわらかめの生地なので、外側もかなりふんわりした感じに。ミルクなしで薄力粉と強力粉を半々だと多分もう少し固めにあがるんだろうなあ。うーん。
ラニュー糖をまぶすと、どう見ても家で作ったドーナッツって感じ。