いちごジャム

ゴールデンウィーク頃になると、親指の先くらいの大きさのいちごが出てくるのでいちごジャムを作ります。1パック分ですぐに食べきれる量だけ。それならびんの煮沸消毒も必要ないし、砂糖もいちごの重さの半分弱くらい。砂糖もグラニュー糖を使えば明るいルビー色になるし、てんさい糖などのブラウンシュガーを使うと濃い紅色になります。(この日は家にあったカスター・シュガーを使用)ペクチンが入っているジャム用砂糖というのを使えばそんなに煮詰めなくてもとろみがつくけど、なくてもレモン汁を入れれば大丈夫。それも好みだし。すぐ食べてしまうなら特に必要ないかな。
まずいちごはへたをとって鍋に入れ(あたしはル・クルーゼを使います)砂糖をまぶして半日くらい放っておきます。シロップが出てきたら強火にかけて、沸騰したら強めの中火で一気に煮詰める。ジャムはことこと煮詰めるようなイメージがあるんだけど、実際は短時間勝負です。のんびり煮ているとフルーツのフレッシュな風味が抜けてしまうので。
どんどん出てくるピンク色のあくはきれいにすくって、これは福田里香さんにならってミルクに入れて飲みます。途中いちごの色が抜けてくるけど、かまわずさらに煮詰めるとシロップのルビー色がもう一度いちごにもどるので、そしたら火を止める。これだけ。
これだとシロップはかなりさらさらしているけど、いちごはトーストにのせて食べて、シロップはヨーグルトに混ぜたりするのでいつもこうしてます。ジャムっぽく固めにしたければ、いちごだけ取り出してシロップをとろみがつくまで煮詰めるといいです。

ジャム食本 (AC MOOK)

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