ハワイイ紀行

なんとなくハワイが急に気になってるので、この本も読んでます。
こっちはガイドブックではなく、文字通り紀行文。
西洋文化が入ってくる前と後のハワイの歴史、ハワイの植生の歴史と問題点(おもにタロ芋と砂糖きびとパイナップル)、フラという踊りと神の関係、そのフラで歌われるハワイの言葉の意味、などなど盛りだくさんなテキストとページ下段にびっしり書かれた注釈とでかなり読み応えがあり。
ハワイはアメリカの州ということは知っていても、どうしてアメリカ本土から遠く離れた島々であるハワイがそうなったかという経緯や、文化的なバックグラウンドは知らなかったのでほとんど歴史の教科書を読んでるような気分です。
本のタイトルが「ハワイ紀行」ではなく「ハワイイ紀行」となっているのは、ハワイ語ではHawaiiのスペルの通りに「ハワイイ」と発音されるため「ハワイイ紀行」にしたそうです。