リストランテ・パラディーゾ

整体に行ったあと、本屋の中を何を買うともなく見てるとき、羽海野チカ(もちろんいつものクマの似顔絵バージョン。あ、でもシリアス・バージョンだったけど)が泣いてる絵が本の帯に。
「極上のイタリア老眼鏡紳士物語」ってキャッチコピーに。
このキャッチコピーじゃ、わかんないでしょうが(笑)
なので、ジャケ買いならぬ、帯買いしました。
舞台はリストランテ・カゼッタ・デッロルソ。
主要登場人物は、シェフとカメリエーレ6人。
ほとんどが老眼鏡(伊達の人もいるけど)をかけてて、それが雇用条件という変なリストランテ
そこにオーナーの奥さんの娘がからんで、リストランテを舞台にいろんな人間関係が明らかになり、変化し、そのどれもが新しい形をとってつづいてゆく。
おしゃれ、じゃなくて、ちょっと「しゃれた話」でした。短編が6編収録されてます。
羽海野チカは、この登場人物の中のカメリエーレ長、クラウディオが好き・・・と泣いていたんでした(笑)
あたしは「紳士萌え」(とこの本の中に書いてあった)ではありませんが、別れた妻を忘れられずにいるシャイでやさしくて真面目、そして色っぽい(セクシー、とはちょっと違う)初老の紳士クラウディオ、は確かにいいかも。

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)