人間は脳で食べている

食べ物のおいしさのメカニズム。
筆者の考える「おいしさ」には4つあって、

  • 生理的な欲求に合致するもの
  • 生まれ育った国や地域、食文化に合致するもの
  • 脳の報酬系を強く刺激するもの(食べると快感!を感じるもの)
  • 情報がもたらすもの

の、4つなんだそうです。
空腹ならなんでもおいしいし、夏の暑い日のお風呂上がりのビールは問答無用でおいしい。
あたしは名古屋生まれなので、鯖の味噌煮やふろふき大根のお味噌は絶対赤味噌
食べると快感を感じるものは甘いもの。チョコレートは特にそうかな。addictiveだし。
信用できる舌を持っている人がすすめるものは食べてみたい。
確かにね。
かなりかみ砕いて書いてあるやわらかい文章なので、むずかしい話のわりに読みやすかったです。

人間は脳で食べている (ちくま新書)

人間は脳で食べている (ちくま新書)