人間は脳で食べている
食べ物のおいしさのメカニズム。
筆者の考える「おいしさ」には4つあって、
- 生理的な欲求に合致するもの
- 生まれ育った国や地域、食文化に合致するもの
- 脳の報酬系を強く刺激するもの(食べると快感!を感じるもの)
- 情報がもたらすもの
の、4つなんだそうです。
空腹ならなんでもおいしいし、夏の暑い日のお風呂上がりのビールは問答無用でおいしい。
あたしは名古屋生まれなので、鯖の味噌煮やふろふき大根のお味噌は絶対赤味噌。
食べると快感を感じるものは甘いもの。チョコレートは特にそうかな。addictiveだし。
信用できる舌を持っている人がすすめるものは食べてみたい。
確かにね。
かなりかみ砕いて書いてあるやわらかい文章なので、むずかしい話のわりに読みやすかったです。
- 作者: 伏木亨
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/12/01
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