ブルーベリー・マフィン

今日の午後には熱が下がり、そうすると寝ているのも退屈。
「シュガークッキーは凍えている」も読み終わっちゃったし。
ところで、この「シュガークッキーは凍えている」という本は、アメリカはミネソタ州の小さな街、レイク・エデンが舞台の推理小説なんですが、6冊めの今回は「レイク・エデン・クックブック」を作るため住人がそれぞれ得意のレシピを持ち寄り、試食会をかねたクリスマス・パーティーが開催される、というところからはじまります。
こういう「わが町のレシピブック」っておもしろいですよ。
あたしも実際にアメリカやイギリスで5-60年代に出版されたレシピブックを何冊か持ってます。
もちろん発行部数はとても少ないので、ほとんど古本屋で買ったものですが。チャリティ目的で出版されたり、街の記念行事で出版されることが多いみたいなので。
この6冊目はこれまでの5冊とはちょっと違って、本の中に出てくる料理すべてのレシピが出てきます。(いつもはお菓子だけ)
なので話自体は短め。巻末に「レイク・エデン・レシピブック」つき、というボーナストラックのような作り。
今日一日この本を読んでいたらとにかく何か作りたくて仕方なくなり、おまけにアメリカのクックブックらしく料理もインスタントのものを使ったレシピが多いのね。
たとえば、濃縮クリームスープ缶をソース代わりに使ったチキンのクリーム煮とか、濃縮トマトスープ缶を使ったドレッシングとか、ジェローとケーキミックスを使ったケーキとか。*1
じゃあケーキミックスは当然ベティ・クロッカーでしょう、と思ったら急にあのインスタント・ケーキミックスの味がむしょうに食べたくなって作ってみました。これならどんなに体調が悪くても、なにも考えずに作ることができるし。
作り方はおっそろしく簡単。
ケーキミックス、水、たまご、サラダオイルをぐるぐると何も気にせず混ぜる。
箱に入っているブルーベリーの缶詰のふたを開けて、ぐるぐると混ぜる。
型に入れて焼く。これだけ。
そうそう、これこれ。
デリやケーキ屋さんで売ってるマフィンじゃなくて、スーパーマーケットで売ってる安いマフィンの味(笑)
まだ胃がおかしいので、半分食べただけなんだけどね。

*1:もちろんインスタント食品を一切使わない自慢のレシピもたくさん載ってます。