パリの小さな店案内

この間から何だかパリづいています。
でもこの本は買って大正解。見るためだけでも充分きれいな本。
とにかくパリに旅行に行くにしても、住むにしても役に立つガイドブック。
スーパーマーケットや日本人の店員さんがいるお店に行くなら問題ないけど、パン屋さんやお惣菜屋さん、薬屋さんやケーキ屋さん、マルシェで買い物したいなら少なくとも自分の欲しい物は相手に言葉で伝えなければならない。
その時になんと言うか、がとても具体的に書いてあります。
もちろん英語でもこちらの外見がどう見ても東洋人なので、一生懸命聞いてくれますが。
「フランス人は英語喋ってくれないよ」って行く前にさんざん言われたけど、個人的な印象では片言でもパリの人は一生懸命喋ってくれようとしたけどなあ。あたしもめちゃくちゃ片言のフランス語と混ぜ混ぜでしたけど。
なので、英語は旅行くらいなら充分通じるし、何の問題もない、って印象でした。
見ていても楽しいのが、それぞれのお店で売られている定番商品の写真がたくさん載ってること。
例えば、バゲットと言っても定番のバゲット、昔ながらの製法のバゲット・トラディション、バゲットの半分くらいの長さのフィセルの写真が大きさがわかるように並んでいたり、パン・ド・カンパーニュとパン・コンプレ(全粒粉のパン)、パン・ド・セーグル(ライ麦パン)も違いがよくわかる。
定番のエクレールやルリジューズ、シュケットやムラング、パルミエなんかも。
あー、パリに行ったときこの本を持ってたらなあ、と思いました。
あといいなと思ったのは、この本は一番外側に透明なビニールのカバーがついているとこ。
ガイドブックって持ち歩いてると普通のカバーは邪魔だし、でもしょっちゅう見てはかばんに突っ込むからすぐよれよれになっちゃうものね。

パリの小さな店案内

パリの小さな店案内