お直しとか

「ほぼ日」で連載してたときから楽しみに読んでた「お直し」の本。擦り切れたポケット口、穴の開いたセーター、とれないしみのあるスカート、ほつれた衿元…が彼女のお直しの後、世界でたったひとつの特別な洋服に変わる。モチーフや刺繍などで丁寧に繕われる行為自体は女のコっぽいんだけど、お直しをじっと見てると、どこかいたずらっこな男のコの視線が見えるような気がしてしまう。この本を見てると穴の開いたセーターとか思い切りよく捨てられなくなっちゃった。(直さないと)