シェットランドの毛糸

去年の年末、馬喰町のkeitoで買ってきたJamiesons and Smith社のシェットランドの毛糸。シェットランドの毛糸を使って編むからには、まずはシェットランドの伝統パターン、フェアアイル模様を編んでみようと思って5本指の手袋を編み始めたけれど…む、むずかしい。フェアアイル模様はシェットランド諸島*1有人島(100ある島のうち16しかない。フェア島はそのなかでもメインランドから遠く離れた小さな島)のひとつ、フェア島に伝わるトラディショナルなパターンだけれど、北欧のトラディショナルなパターンであるノルディック模様とかぶる模様も多くて最初は見分けがつかなかった。エイトスターと呼ばれる雪の結晶模様やクロス模様はどっちにもあるし…。今は個人的にはとにかく「これでもかー!いやーまだまだ!」というくらい多色使いの、北欧とスペインのパターンと○×連続模様みたいな幾何学模様の細い糸の編み込みで、全体的に見るとおおまかにボーダーになってるのがフェアアイル、色は基本的に2-3色(モノクロとか紅白とか)雪模様や幾何学模様ももちろんあるけど動物や人や植物を編みこんであって、どっちかっていうとちょっと厚手なイメージがノルディック模様という認識です。(大雑把過ぎる…あってんのかな)
シェットランドの毛糸は手のひらに乗せると見た目より全然軽くて、触った感じはしゃりしゃりしてて編んでるとちょっと引っ掛かる感じがするからか、ついついゆるい編地になってしまう。なんとか春になるまでに編み上げたいなー。

シェットランドのちいさなニット―フェアアイル編みの小物づくり

シェットランドのちいさなニット―フェアアイル編みの小物づくり

この本を参考に編んでますが、初心者向けって書いてあったからこの本を買ったけど、結構編み図も編み方もざっくりと書かれていて正真正銘の初心者であるあたしには謎だらけ。どのあたりにいる初心者向けなんだろう、これ?

*1:スコットランドから170kmも北だし、ノルウェーのほうが近いような感じだけどスコットランドのカウンシルエリア