小さなクラフト展

偶数月の第一土曜日に岐阜駅近くの八幡神社で開催されている、「小さなクラフト展」
ほんとにこじんまりした神社の境内にハンドメイドのいろんなものが並んでいて、岐阜にはよく行くお店も多いので、散歩がてら時間があう限りのぞいているクラフトマーケット。クラフトといっても布雑貨や洋服、アクセサリーはもちろん、焼き菓子やジャム、それに柳ヶ瀬で採蜜しているはちみつとか、キャンドルや木の雑貨などいろんなお店があります。さーっと通り抜ければ多分1−2分くらいの小さな境内なんだけど、回を追うごとにお店も見に来る人も少しずつ増えていてにぎやかになっている感じ。
あたし自身は名古屋に住んでいるんだけど、こういうこじんまりとしたクラフトマーケットって名古屋ではなかなか思いつかないし、いつも「岐阜はこんなかわいいマーケットがあっていいなあ、うらやましいなあ」って思いながら見に行っています。京都だと、知恩寺の手作り市がこれのもっともっと規模の大きい形なのかなあ。マーケットって単にものを売り買いするだけじゃなくて、いろんな人が交差する場所にこそ人は集まるし、人が集まると新しいものやそれまでなかったものが生まれて、そこからどんどん形を変えてゆく、というのがおもしろいなあと思う。それはクラフトマーケットだけじゃなくて、どんなマーケットでもだけど。行けばいつでもそこにあるというお店もいいけど、その時その場所にしか存在しない「市場」という形が好きなのかもしれない。旅行に行っても市場があれば必ず行くしなあ。国内でも海外でもアンティークマーケットでも野菜市でも。あと市場の楽しみは早起きしたらホテルでの朝ごはんはパスして腹ぺこで向かい、市場で買い食いしながら朝ごはんすること。
今度の「小さなクラフト展」は2月2日の土曜日なのですが(雨天の場合翌日3日の日曜日)あたしも少しだけ毛糸の小物と編み込みのミトンを持って出店します。お近くに住んでいらっしゃる方やお休みの方、散歩がてら時間があったら遊びに来てくださいねー。