中華粥

病気じゃなくても、おいしいお粥。以前中華粥のお店で働いたことがあって、鶏がらスープのこっくりしたお粥っておいしいんだなあと思って、寒い時にはよく作ります。
日本のお粥と違って、お米を洗わず水に入れ米が踊るくらいの弱めの中火でひたすら煮るだけ。一緒に骨付きの鶏もも肉も洗ってそのまま、あとねぎの青いところとしょうがも1かけつぶして放り込んで約1時間以上。お米が1に水は10-12くらいの割合。中華のお粥は食べるというよりお米のスープのような感じ。お米も踊るくらいの火で煮ると、おこめがふくらんではじけて「花が咲く」と言って、玄米茶の中のはじけた玄米(もちろんゆるーい感じにはじけるわけですが)みたいになるんですが、その状態がベストだそうです。味付けは塩だけ。
食べる時に一緒に煮た鶏の骨をはずしてほぐしたものと白髪ねぎなどのせて、胡麻油をくるっと回しかけて食べます。もし油条*1が手に入るなら(中華街のそばに住んでる人なら手に入るかも)ざくざくときざんでのせます。
冷めると固まるので鶏がらスープの顆粒とお湯を足してのばし、溶き卵を回し入れて卵粥にしたり、にらをきざんで入れたり。にら粥はちょっとお腹の調子が良くない時にいいらしいです。

*1:細長い揚げパンみたいなもの。中華粥にのっけて食べる。