漢方小説

元カレが結婚するという話を聞いてから体調をくずした女性が主人公。
病院をいくつか回っても身体はどこも悪くないと言われ、心療内科に行こうと思うんだけど、その前にちょっと思いつきで子供の頃通っていた漢方医を訪ねるところから話がはじまります。
漢方医の先生が男前だったこともあるんだけど(笑)彼女は少しずつ漢方や中医学を自分で勉強しながら、漢方の助けを借りて自分の身体と心をリセットしてゆく、というストーリー。
主人公が漢方を勉強するくだりで、かなり中医学について詳しく書いてあるのでちょっとした入門書みたい。
身体も心も同じ人間のものなんだから、密接に影響しあうよなあ。
顕在でも潜在でも。

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