VEGE BOOK3

中目黒*1にあるヴィーガンフードのカフェ「カフェエイト」のレシピブック第3弾。
VEGE BOOKの1と2はヴィーガンのごはんだったので、3は何だろう?と思ってたらデザートブックでした。
たまごも乳製品も使わずに作るマフィンのレシピが、バターのかわりにオイルを使うのはわかるとして、たまごとミルクのかわりに使うのはココナッツミルク+ライスミルクと葛粉。おもしろーい。
この本にのってるチョコレートタルトは実際お店で食べたことあるけど「乳製品使ってないと思えないなあ」というクリーミーなチョコレート・フィリングがヴィーガンのケーキとか関係なくおいしかった。
ベースは豆腐だと思ってたけど、甘みはメープルシロップとキャロブシロップとフランボワーズピュレだったのかあ。
イギリスのペンザンスという街に行った時、雨宿りでベジタリアンカフェに入ったんだけど、ここの料理をはじめケーキも頼んだものすべて「・・・おいしい!」
それまで「ベジのごはんってヘルシーかもしれないけど味気ないんだもんなー」*2と思ってたけど、ベジだからおいしくないわけじゃなくて「単においしくなかったのかー・・・」と思って、キッチンの中のシェフと話してみるとシェフはベジじゃないとのこと。「あたしはベジじゃないけど、自分がおいしいと思う味で作っている。」って言ってたな。
あー、そうか、ベジじゃない人の舌で作ってるから、ベジじゃないあたしもおいしいと思ったのかと思ったなあ。
このカフェのキャロットケーキは、あたしの中で現在までキャロットケーキの不動の1位。
あんまりおいしくて「レシピを教えて下さい!」と言ったら、そこらへんのノートにぱぱぱと書いて、やぶったページをくれました。久しぶりに作りたくなっちゃったなあ。
この「カフェエイト」のデザートも普通の生クリームのスイーツが大好きなスタッフのチェックで味にOKが出たヴィーガンデザートがメニューになっているそうです。納得。

*1:どっちかというと池尻大橋寄りかも。

*2:ベジの人とノンベジの人の料理って、動物性のものが入ってるかどうかということより、塩加減が決定的に違うと思うことが多い。