最後の晩餐の作り方

今読んでるミステリー本。
著者がイギリスの新聞、The Observerでレストラン評を書いてたジョン・ランチェスターなので買った本。
ロンドンに住んでるとき予定のない休みの朝は、まず起きて分厚い新聞を買いに行って(日曜版は日本の元旦版くらい分厚い。The Observerはその中でもかなり分厚かったような。)ついでにパンも買って、家にもどってからコーヒーを入れてぼけーっと新聞を読む、というのが好きでした。
この本、イギリス人らしいというか、蘊蓄が多くて、皮肉っぽくてまわりくどく、「ひねり過ぎて例えになってないし!」と突っ込みたくなるような比喩といい、読んでてちょっといらっとする(笑)文章ではあるんだけど、いろんな料理のことがとにかくあれこれレシピも交えて書いてあって(主人公が美食家って設定だからね)おもしろいです。

最後の晩餐の作り方 (新潮文庫)

最後の晩餐の作り方 (新潮文庫)