Embryolisse

夏の間は友人が「買ったものの肌に合わないみたい」とくれたROCのRETIN-OX MULTI-CORREXIONというクリームを使っていたんだけど、そろそろなくなるので(そしてこのクリームは日本未発売なので)涼しくなってきたことだし保湿系のクリームが欲しいなと思って、このEmbryolisseのFILADERME EMULSIONを購入。
フランスでは薬局で扱う、50年代から発売されているクリームで気になってたので。
ドライスキン用なのでシアバターやビーズワックスなんかも入っていて、かなりリッチな感じだけど確かに乾燥しない。
ノーマルスキンで、脂浮きが気になる人はちょっとてかてかしちゃうかもしれないけど、あたしはドライスキンだし、しっとりするので気に入りました。
ちょっとアーモンドのような甘い香りも苦手な人もいるかもしれませんが、あたしは好きだな。
化粧水はメークオフできるローションで、大好きなオレンジフラワーの香り。
この匂いをかぐと、ROCのクリームをくれた友人が作ってくれる、大好きなレバノンのお菓子バクラヴァを思い出すので。
バクラヴァはフィロペイストリーという紙のように薄いパイ皮でピスタチオナッツをくるくると巻いて(ミルフィーユのように重ねた形のもある)オレンジフラワーの香りのシロップに浸したお菓子。
とっても甘いんだけど、好きなんだー。
ただ、なんで日本ではこのEmbryolisseのクリーム「下地クリーム」として売ってるんだろう?
パッケージに書いてあるフランス語と英語の説明は「朝晩の洗顔の後に使うクリーム」と書いてあるし、念のためフランスのEmbryolisseのサイトにも行ってみたけどnourishing creamと書いてあってどこにも「下地クリーム」なんて書いてないんだよなあ。
化粧下地として使うと、ファンデーションが乾燥せず密着するからということで日本では人気が出たクリームだとは思うんだけど「下地クリーム」と記載しちゃうと下地にしか使えない、という感じがしちゃうんだけど。
むしろ下地としては紫外線防止剤は何も入っていないので、あたしはシンプルにクリームとして使ってます。
あ、元々はこの↓本の中で、このクリームをおすすめしているパリジェンヌが多くて、気になったんでした。

パリジェンヌのキレイ日記

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