わたしのマトカ

片桐はいりさんがフィンランドで「かもめ食堂」を撮ってるときの日記、と聞いて読んでみたいなと思っていた本。
ヘルシンキでの撮影の様子や、言葉もわからないのにひとりでトラムに乗る話、いろんな場所でのマッサージの話、もおもしろいんだけど。
何より共感!したのは彼女の食いしんぼうぶり。
「あまりに得体の知れないものに出会うと、喜びすら湧きあがる。狭く思えた地球が果てしなく広く感じられる。この世にはまだわたしが知らない味がある!そう思ったら、なにやら胸がときめいた。」
思わずふかーく頷いてしまいましたよ。
あたしも「とにかく食べたことがないものは、まず食べる」です。好きか嫌いか、おいしいかまずいかはそのあと。
(あんまりびっくりするような爬虫類とか、虫とかは、ちょっと・・・苦しいですが。)
幸い好き嫌いがまったくといっていいほどないので、どこに行っても大抵何でもおいしく食べられるんですけど。
ヘルシンキの市場の話を読んでたら、もう一度フィンランドに行きたくなっちゃったなあ。

わたしのマトカ

わたしのマトカ