クロイドン発12時30分

秋の夜長というほど、秋の気配も特にないまだまだ暑い名古屋ですが。
特に「読むぞ」と決めて読んでいるわけじゃないのだけど、ミステリの古今東西の名作・傑作と言われているものを去年くらいからこつこつと読んでます。タイトルは聞いたことがある、でも読んだことはないなあ、っていうもの。
ミステリでベスト100を選んだら間違いなく上位に入ってるような。
基本的に本は好きな作家を地道に読むか、ジャケ買いなんですけど、ミステリは半分お勉強のように名作読み。
だってはずれがないんですもん。ものの見事に。
ミステリは読み出すと途中でどうしてもやめられなくなるので、読み通してしまえる時間があるとき一気読み。
厚めの文庫本ならだいたい4時間くらい。
このF.W.クロフツの「クロイドン発12時30分」ももちろんタイトルは知ってた本。
コロンボとかと同じで、最初に犯人は明らかになってしまっていて、そのアリバイや完全犯罪(と犯人は思っている)がどういう風にくずれていくか、というのが緻密に描かれていました。
他のフレンチ警部シリーズも読みたくなったなー。

クロイドン発12時30分 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

クロイドン発12時30分 (ハヤカワ・ミステリ文庫)