リベンジ!

かもめ食堂」のシナモンロールのレシピが手に入ったからには、作ってみなくては!ということで、パンフレットにあったレシピに忠実に作ってみましたよ。
まずレシピを見て思ったこと。
「これは水分量が多くて、こねるの大変そうだなあ・・・」
「砂糖が生地に対して多いなあ。だから生イーストなのかあ」(生イーストの方が、砂糖の配合が多い時はドライイーストよりもふくらみがいいそうなので)
あたしはドライイーストで作りましたが。
とーにかく、やわらかくて手で直にこねるにはこねにくい生地。
ふわふわで、手にくっついたまま離れない。(予想はついてたけど)
何とか引き離して、こねて、また引き離す、こねるを繰り返してまとめて発酵。
30分くらいで異様にふくらむ生地をシナモンロールの形に作って、何とかオーブンに放り込んだら・・・
1個の成形分が大きかったのか、くっついて大きな天板1枚分のシナモンロールに(笑)
いや、おいしかったんですけどね。
それに生地にカルダモンが入った方が確かに香りがよくておいしいと思ったな。
生地だけホームベーカリーとかパン用ブレード付きのフードプロセッサーで作るなら、もっと簡単かも。
このシナモンロール、生地がふわふわの菓子パンの生地でおいしいんだけど映画の中で見た時のシナモンロールはもっと、ふわふわってよりさくさくのペイストリー生地っぽく見えたんだけどなあ、と思ったり。
まあ、映画の中のシナモンロールフィンランドの材料で作ってるんだしね。
以前パリに行った時、いろんな種類の小麦粉や塩や砂糖を買ってきたんだけど、同じレシピでケーキを作っても違う国の粉で作ると全然生地のきめが違うのに驚いたしなあ。
カトルカールのようなシンプルなケーキを作るとわかりやすいんだけど、日本の粉だとみょうにきめ細かくてしっとりした生地になるんだけどフランスの粉はもう少しざっくりした粉の風味が強い生地になるし、イギリスの粉はその中間くらいのややざっくりめ、とかね。
これはほんとに「好み」だけの話、なんですけども。