矢野顕子さとがえるコンサート2005@愛知県勤労会館

鶴舞辺りを自転車でうろちょろしてたのは、今夜は矢野顕子さんのコンサートに行ったからでした。
毎年12月になると(今年はちょっと早いけど)この勤労会館である、さとがえるコンサート。
「去年も友人がチケットをとってくれて見に来たんだったなあ。
もう1年もたつのかあ。早いなあ。」
ステージにはグランドピアノがあるだけ。
それと美術の立花ハジメさん作のかさのないスタンドライト。
6時に始まって7時半には最後の曲が終わったからずいぶん早いな、と思ったけど実際にはもっと短い気がしました。
相変わらず自由自在なヴォーカル。
そして、彼女のピアノ。
彼女のピアノの音をはじめてライヴで聞いたのはロンドンのライヴハウスでしたが、聞いてると言いようのないせつない気持ちでいっぱいになります。
なんでだか。他のひとのピアノの音ではこんな風には思わないんだけどな。
スガシカオの言葉を借りるなら、「僕のこころのやらかい場所を」ぐっとしめつけるような音。
そのピアノの音に、彼女のlovelyな声なので、何だか楽しいような、せつないような不思議な気持ちになります。
毎回。
一緒に行った友人は矢野顕子を聞きはじめて20年、という筋金入りのファンですが、「今日のコンサートは久しぶりに矢野顕子のライブを聴いた、という感じのするいいコンサートだった。」と言ってました。
オフコースの「秋の気配」とか、くるりELLEGARDENの曲も演奏しました。
よかったよ。