少年は荒野をめざす

ずっと長い間見て見ぬふりしてた(でも横目で時々見てた)くしゃくしゃの本棚の整理を今日はやるから!と思って、あっさり挫折した原因になった本。
「うわ、こんなとこにあったんだ」と1巻を開いたら、もうだめでした。(だって6巻もあるんだもん)
片付けはまた明日やろうっと・・・。
「理想の自分」が現実に生きている人間として自分の前にあらわれたら、自分は?
というところから始まって、でも「自分は自分だ」というエンディングまで、紆余曲折。
かつて「このひとは、理想のあたしだ!」という人に出会ったことのある身としては、はじめて読んだ時は前半は痛いものがありましたが、ラストは希望があるので救われました。
吉野朔実さんは「月下の一群」という話も好きでした。

少年は荒野をめざす (1) (集英社文庫―コミック版)

少年は荒野をめざす (1) (集英社文庫―コミック版)