3連休の最後の日

針仕事

今日は家にこもってずっと縫い物の一日でした。
とにかくすごい偶然で京都で日傘と同じ布地を見つけたからには、土曜日になくした日傘カバーを作ると決めてたので。
ついでにバスケットの内袋も作りました。
先月自由が丘を歩いていて、偶然見つけたベトナムやタイの雑貨屋さんで買ったバスケット。
麻っぽいサンドベージュのバスケットに合った袋がついていてシックだと思って買ったんですが、先日遊びにきた母に「好きずきだけど、どうにも地味ねえ・・・」とため息をつかれたので、日傘とお揃いでかわいいのを作ってやる!とついむきに(笑)
もともとの袋を型紙にして作りました。
平面の布地から、立体のものが少しずつ出来あがってゆく様子っていうのは楽しいね。

ビスタリ通信

ビスタリっていうのはチベット語で「ゆっくり」という意味。(たしか)
この「ビスタリ通信」は茨城の農業学校にいる友人が月に一度メールで送ってくれる近況の名前。
6月は梅仕事の話ではじまってたけど、今はもうとうもろこしの穂にかなぶんがついてるのかあ。
彼女の時間はいつも街中に住んでるあたしとは全然違う時間が流れているような気がします。
自然の中に生きるというのは、けして思うほど簡単なことでも楽しいことだけでもないとあたしのささやかな想像力でも思いつくことですが、彼女のメールはいつも楽しげで読んでてにっこりしちゃいます。
彼女も、彼女の作る野菜や、草や虫も「同じ場所」に存在してるんだなあ、って。
彼女とは数年前、北海道の留辺蘂の町立図書館で行なわれたピアノのコンサートではじめて会った人で、お互いひとりで来ていたので旅館(同じ旅館だった)でのごはんのテーブルも一緒だったのです。
次の日には別々の目的地に向かうことになっていたので、たった一日一緒だっただけなんだけど、それ以来彼女は南の島に行ったり、また別の仕事で信州にいた時もこの「ビスタリ通信」を送ってきてくれました。
ふだん「忙しい忙しい」って毎日が過ぎていてそれが当たり前で、でもひと月に一度彼女のメールが来ると、「・・・ちょっと落ち着こう。」ってシフトダウンしてる気がします。
あたしはちゃんとしたいと思ってること、してるかな、ってね。