料理で読むミステリー
「小説の中のレシピ」で思いだしたのがこの本。
でもこれは料理研究家である著者が、いろんなミステリー小説のなかの食べ物の描写をもとに作ったレシピをのせてあるんだけど。
中には「熱々のゆでたまごのスライスとマヨネーズのサンドイッチ」なんてレシピが必要ない登場人物もいるけどね。これはもちろん、スー・グラフトンのキンジー・ミルホーン・シリーズ。私立探偵の彼女は料理しない人なので。
もうひとつの彼女の定番ってピーナツバターときゅうりのピクルスのサンドイッチ、だし。(おいしいのか?!)
まあ彼女のかわりに「引退した元パン屋さんの料理上手な大家さん」がいろいろ作ってるけど。
とにかく料理の描写が多いなって小説はカバーされてます。
ロバート・B・パーカ−のスペンサーシリーズとか、パトリシア・コーンウェルの検死官シリーズとか。(これは主人公がイタリア系なのでほとんどイタリア料理)もちろん、ミス・マープル・シリーズもね。
- 作者: 貝谷郁子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
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