すてきなあなたに

暮しの手帖」を読んでいる人なら、真ん中あたりの色のついたページといえばわかるかな。
そこには小さなコラムのようなエッセイが毎月いくつか並んでいます。
ひとりの人が書いているのではなくて、何人かの人が書いているのだということは読んでいると書かれていることや文章の感じでわかりますが、共通しているのは「日々の暮しの中でのこと」
それは東京の街だったり、パリの街だったり(パリに住んでいらっしゃる方がいるようです)、旅行先の街でのこと、季節のレシピや気分転換の方法、それぞれの季節の風景などいろんな人の視線や視点。
この「すてきなあなたに」というページが本になっているものがこれ。
12ヶ月の章立てになっていて、それぞれの月にそれぞれの季節のエッセイが入っています。
眠る前に本を必ず読むのが習慣になっていて、この本はいつも取り出しやすいところにおいてあります。
そして、ひと月1回くらい眠る前に「あ、これ作ってみたいなあ」とか考えながら「今月の章」を読む、というのがあたしのこの本とのつきあい方、のようになってます。
たとえばね。「六月の章」のタイトルは・・・

全部で今のところ4冊出ています
これから5巻、6巻と出ていってほしい本のひとつ。
そうそう、この本の妹みたいな本で「エプロンメモ」という本があって、これは季節ごとにほんの2-3行のレシピや暮しの中で役立つこと、などを集めた本。この本もbedtime bookのひとつ。
暮しの手帖の初代編集長、花森安治さんがひとつひとつ描いたという各コラムについてるカットもかわいい。

すてきなあなたに〈4〉

すてきなあなたに〈4〉