トマトソース

たまにとっても食べたくなるシンプルなトマトソースのスパゲティ。いつもは野菜をたくさん入れた方がいいかなあとか、それならミートソースの方が、とか考えてついあれこれ入れちゃうんだけど、今回はたっぷりのトマトソースにおろしたパルメザンチーズをかけて食べたいなあと思ったので、トマトと玉ねぎのみ。
いつも作るトマトソースは、フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れてごく弱い火にかける。にんにくが薄く色づいたら玉ねぎのみじん切りを入れて透き通るまで炒める。皮をむいたトマトのざく切りと月桂樹の葉っぱを加えて煮詰め、とろみがついたら塩胡椒で味を整える。それだけ。冬のトマトは夏のトマトにくらべると当然だけど味が薄いので、冬は缶詰のイタリアントマトの水煮を好みで少し足すことが多い。チキンや豚肉と合わせるときはイタリアントマトの水煮でこっくり仕上げるけど、トマトソースのスパゲティのときは、ちょっとさらっとしたトマトソースをとにかくたっぷりかけて食べるのが好きなので生のトマトをたくさん使うことが多い。バジルやオレガノをいっぱい入れるときもあるけど、今回はあえてなし。パルメザンチーズをたくさんかけて食べるつもりだったので、トマトソースの塩もやや控えめ。玉ねぎは、入れるとソースはどうしても甘くなるのでこれは好みかなあ。夏に熟したトマトがいっぱいあってそれでソースを作るときはトマトと美味しいオリーブオイルだけで充分おいしい。