和菓子


そんなに大きな街ではないと思うけど、和菓子屋さんが多い。そしてそのお菓子のレベルの高さに驚く。ホテルがちょうど寺町の近くだったので、着いた日の夕方ホテル周辺を散歩してたときも(閉まってはいたけど)お寺の合間に和菓子屋さん、お寺のお向かいに花屋さん、そしてお茶屋さんが多いなーと思ったくらい。それだけ需要があるってことですよね。和菓子を買いに入った風流堂というお店でさっとお抹茶とじょうよ饅頭を出される。湯町窯でもお抹茶だったので生活の中に抹茶がとけ込んでいるんだろうなあと思って歩いていたら、スーパーマーケットを見つけたので早速入ってみると*1お茶売り場に並ぶお抹茶の種類の多いこと。ごくごく普通の小さな地元のスーパーマーケットなのに。それだけ当たり前なんだね。すっかりお抹茶が気に入って、お茶屋さんで「むずかしいこと全然ないのよ。ポットのお湯入れたら茶筅で泡が立つまでしゃかしゃかーってするだけ。」と実に簡単に言われたので、思わず茶筅とお抹茶を購入。写真は左から風流堂の「遊びかん」黒糖、柚子、紅の羊羹をさいころに切って回りを乾燥させたかわいいお菓子。三英堂の「季子ごよみ」淡雪生地にピンク、ブルー、紫の寒天を散りばめたお菓子。年に4回季節に合わせて模様が変わるそうです。これは夏バージョン。上には青楓の干菓子。右は風流堂でいただいたお抹茶とお菓子。他にも三英堂の「朝汐」というこなしのお饅頭や一力堂の「姫小袖」というお留め菓子(昔はお殿様以外に納めてはいけないお菓子)向月庵の「紫陽花」というきんとんと「唐衣」という杜若を模した生菓子、黒糖の羊羹、来間屋の生姜糖など購入。(買い過ぎ、そして明らかに食べ過ぎ)

*1:旅先では必ずスーパーマーケットに行くので。その街の人が普段食べてるものがリアルにわかるから。