読了

とにかく一気に読んだ。読み終わるのが惜しいんだけど、スピードをゆるめることもできないという感じで。
読み終わってしばらく気持ちが1Q84年から2009年に帰ってきてないような、ちょっと不安定な気分に。
青豆さんと天吾くん、会えるといいなあ。このふたりの気持ちのまっすぐさを見ていると、会えないままの方がロマンティックとは言いたくない、と思う。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

「ノート」の話がおもしろかった。とにかく手帖でもノートでも思いついたことはなんでも記録しておく。そして寝かせる。ある程度時間をおいて見返して、興味のあるアイディア・テーマは別のノートに書き写す。この2冊目は自分の興味を長期間にわたってとらえうるテーマだけ集まっているわけなので、ここから考えなり調査なりを発展させてゆく、というロジカルさ。とても具体的に思考と勉強の関係がメソッドとして書かれてるけど、これはかなりまめまめしくないとできない方法かもなあ(笑)
思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

グレイス・ペイリーはじめて読んだけど、ユーモラスでクール。
人生のちょっとした煩い (文春文庫)

人生のちょっとした煩い (文春文庫)

カラフルな情景の「宵山万華鏡」とモノトーンの「きつねのはなし」
でもこの世のものでないものたちが縦横無尽に京都の街を動き回る。そのねじれのようなファンタジックさは同じ。
きつねのはなし (新潮文庫)

きつねのはなし (新潮文庫)

宵山万華鏡

宵山万華鏡