ベニシアのハーブ便り

京都の大原の古民家で暮らすイギリス人女性、ベニシア・スタンリー・スミスさんの春夏秋冬の暮らしの様子。
庭でいろんな花やハーブを育てていて、その写真とハーブを使ったいろいろなレシピが紹介されてます。
いろんな料理にお菓子、ドリンクはもちろん、クリスマスプディングウスターソースまで。
料理だけじゃなくてね、食器用洗剤に石けんとかシャンプーにリンス、ハーブオイルやシロップ、うがい薬から虫除けスプレーまで作っちゃうんだよ。ハーブで何でもできるんだね。
お庭も写真で見ると、京都の山の中なのにまるでイングリッシュ・ガーデンなの。
もちろん計画的に庭を造ってると思うんだけど、イギリスにいたときも「典型的なイングリッシュ・ガーデン」というのを見るたびによく思ったことだけど、まるでいろんな花の種を一緒に器に入れて、庭中に一気にばらまいたみたいにてんでバラバラに咲いてるんだよなあ。背の高い花も低い花も、色もとりどり。
(多分見る人が見れば、これとこれを並べて植えると害虫が防げる、とか近くにあるとどっちかがよく育たない植物とかは絶対考えて植えてあるんだと思うんだけどね。)
ハーブ・ガーデンは大抵花が咲いてるところとはちょっと別の一角にあったりして、塀とか壁や門につるばらが咲いてたりして。
そんなイギリスの庭を思い出しました。この本の中の写真を見てて。