キサラギ

予告編の主要登場人物5人を見て「これ、絶対おもしろいと思う」と確信して見に行きました。
登場人物は基本的に5人。(ユースケ・サンタマリア小栗旬小出恵介、塚地武雄、香川照之
自殺したアイドル、如月ミキのファン(オタク)5人が1周忌に追悼会と称したファンサイトのオフ会をするところから話がはじまる。
なので最初から最後まで(回想シーン以外は)一部屋の中だけで進んでいく。
つまりシチュエーション・コメディ
まあ最初は亡きアイドルを偲んで・・・って感じだったんだけど、時間が経つにつれてだんだんこの5人が「単なるファン」ではないことが明らかになってゆく。それにアイドルの「自殺」の真相も。
とにかく5人でひたすら喋りまくるし、狭い部屋の中で動き回るし(おまけに全員喪服だし)台詞まわしも映画というより「なんか舞台みたいだなあ」と思って見てたんだけど、元々は舞台用に書かれた脚本みたいですね。
全員おもしろいキャラクターでいいんだけど、個人的にはあやしいインパクト満載の香川照之がよかったよ。