木曜日なので

「それでも ボクは やってない」

木曜日なので*1、仕事のあと最終上映を見てきました。
上映時間が2時間半近くあるので、見る前は「結構長いなあ」と思ったけど、そんなことなかった。
そしてものすごい山場があるじゃなく、笑いがあるわけでもなく、音楽もほとんどなくてドキュメンタリーみたいな淡々とした映画だった。画面の中の淡々とした感じと裏腹に、画面のこっち側で見てる方は、すごく感情的に揺さぶられるんだけど。
映画そのものの感想は、今はちょっとうまく書けない。
ちょっと考え込んじゃったというか、見終わったあとすごく複雑な気持ちになったことだけは確か。
(それこそがこの映画を作った人のねらいなのかもしれないけど)
「限りなく真実に見える真実じゃないこと」と「真実にはあんまり見えないけどほんとは真実なこと」を真実を知ってる当事者以外がほんとかどうか決めることなんだなあ、裁判って。と思ったりしました。
主人公の加瀬亮さんて、最近「気になるなあ」と思ってた俳優さんなんだけど、この映画見て「すごく好きな俳優さんだ」と思いました。何も台詞を喋ってないシーンなのに、あれだけ目に思ってることが浮かぶってすごいなあ。台詞がナレーションで語られてるような気がするくらい「ああ、今きっとこんなふうに思ってるんだ・・・」と思ったなあ。

フェアトレードチョコレート

映画を見たのは伏見のミリオン座なんですが、そこのカフェに売ってたので買っちゃいました。
ピープルツリーのフェアトレードチョコレート。
添加物が入ってないので温度管理がむずかしいらしく、秋冬しか売ってないチョコレート。
写真はミルクチョコレートなんだけど、ここのラムガナッシュ入りチョコレートが個人的にはいっとうおすすめ。

*1:名古屋の映画館は木曜日が「レディースデー」で女性はチケットが1000円なので。