ロマンスのR

キンジー・ミルホーン・シリーズの最新作。
新作が出たら必ず読むことにしているシリーズのひとつ。
女性の私立探偵でありながら、かなり「男らしい」主人公の「ロマンス」?と読みはじめたところです。
個人的には彼女の大家さんである元パン屋さんのヘンリーがお気に入り登場人物。
主人公のキンジーの言葉を借りれば、87歳でありながら「彼は粋で、優しくて、セクシーで、かっこよくて、ハンサムで、活気にあふれ、親切だ。」という魅力的な登場人物です。
料理が上手で、お菓子もおいしそうで料理の描写もいつも楽しみ。
そうそう、原題は「R is for Ricochet」
Romanceじゃないのね。
Ricochetっていうと何かが水に投げ込まれて水がばしゃっとはねる感じ、とか弾丸があちこちにはね返るような感じっていうのをイメージするんだけど・・・まあね、キンジー・ミルホーンとロマンスって対極って感じだもんなあ。

ロマンスのR (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ロマンスのR (ハヤカワ・ミステリ文庫)