近況

忙しい・・・

仕事で忙しくしてました。
上司がインドに出張に行っていて、そうなると帰ってきてごはんを食べてちょっとぼー・・・としてると「うわ、もう寝なくちゃ、だよ?!」って感じに日々が過ぎてゆくので。
あたしは貿易関係の会社で働いていますが、担当国がインド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、中近東、アフリカ、なんですね。
なので1ヶ月に1回ペースで1-2週間、上司が海外出張に行ってしまうのです。
その間は好むと好まざるとに関わらず、自分の仕事と上司の仕事2本立て、という仕事中心の日々に。
最近はライヴというお楽しみもないしなあ。ちょっとブルーだなー。
(いえ、逆にこんな時にあったら、仕事の調整が大変なんですけどね)
今週もまだ出張中なので、引き続き仕事中心の1週間。

The White Band Project

The White Band Projectって知ってる?
あたしも最近まで知らなかったのですが。
今、世界で3秒にひとりのこどもが極度の貧困で死んでいってる、という事実がまずあって。
で、そのこどもたちを救うためにwhite band(白いゴムでできたブレスレットみたいなの)を購入して身につけることによって、その事実をアピールすることに協力する、そしてその売り上げは寄付になる、というもの。
あたしはUK版のキャンペーンフィルムを見て、知ったのですが。
いろんな俳優さんや女優さんがひとりずつモノクロの画面に現れる。
みんなwhite bandをつけた腕の指を無言で1回スナップする。この間、3秒間。
そう、このたった3秒間にひとり、こどもが貧困で亡くなってるんですね。
UK版にはリアム・ニーソンのナレーションにかぶって(本人ももちろん出てきます)、エマ・トンプソンコリン・ファースヒュー・グラントブラッド・ピット、などたくさんの人たちが出てきます。
あたしもこのwhite band買いました。
ここのサイトで「ほっとけない世界の貧しさ」というこのキャンペーンの趣旨、そしてThe White Band Projectの概要なども詳しく見られるし、このwhite bandのネット通販もあります。(あたしはここで買いましたが、タワーレコードや書店などでも扱いがあるらしいです)
このサイトで世界各国のキャンペーンフィルムも見られます。
日本版もあります、もちろん。

「こどもが苦しんでいる。どこの国の人間が助けたっていいじゃないか」

あたしはフォスタープランという、やはり世界の貧しい国のこどもたちを援助する団体に登録しています。本部はイギリス。
ここは実際の寄付金はフォスタープランの団体が取りまとめて、必要だと思われるところに分配してゆくというシステムなんだけど、特徴的なのは寄付をする人はフォスターペアレントと呼ばれ(ペアレントはシングルでも結婚していてもOK)対象国のこども(フォスターチャイルドと呼ばれる)ひとりとペアになる、というシステム。
もちろんフォスターチャイルドに会いに行くこともできるし、手紙をやり取りすることもできます。
あたしはイギリスから直接英語でもらっていますが、もちろん日本語に翻訳してくれるボランティアもいるので、日本語でも大丈夫。(英語でのやり取りを選択したのは、その分ボランティアがひとり他の人の仕事ができるからね)
あたしのフォスターチャイルドは、アフリカのトーゴという国の男のコ。
今13歳かな。孤児な訳ではなく両親も一緒に暮らしているんだけどね。
このコが18歳になったら、彼とあたしのプランは終了。
確かに、登録するまではアフリカなんて自分と何の関係もなかったし、自分の目で「貧困」を目の当たりにしたわけでもないから、遠い国の遠いできごと、だったのね。
けど、アフリカがあたしの人生に関係しているコのいる国、場所になってみると、まったくの無関心ではいられなくなってきちゃった、という感じ。
あいかわらずあたしはお気楽に生きているのもほんとだけど。
誰ひとり知る人のない国のことをリアルに考えるのはむずかしいけど、誰だって自分の友達や家族や、その友達でも知っている人がひとりでもいる国には、まったくの無関心ではいられない、と思う。
たかだか月々、ライヴのチケット1回分で、「ガスも水道も電気もない村に井戸ができて、遠くの川まで水汲みに行かなくてよくなった」という報告を聞いたりすると、シンプルに「よかったなー」と思うしね。
水汲みに行くのはこどもの仕事だったりするんだけど、川が住んでいる村から何時間も歩くほど遠かったり、水汲みの途中で動物に襲われたり、ということがあるので井戸ができるってとても便利なことなんだって。

今日の写真

昨日自転車で散歩してて見つけた柿の木。
まだ青いけど、けっこう大きな実になってました。
朝晩はすこしずつ涼しくなってきたし、秋が来てるのかな。やっぱり。
そういえば、今日家の近所の洋食屋さんでごはん食べたけど、サラダに柿が一切れついてきたな。
この洋食屋さん、いままで何度も前を通ってるんだけど入ったことなくて、今日はじめて食べたんだけど「パーフェクトな洋食」でした。
あたしが「洋食」に望むものが、パーフェクトな形でお皿にのってたよ。
「なんで今まで来たことなかったんだ!」と食べながらちょっとくやしかったりして。