musical baton

kinutさんからmusical batonを廻していただきました。
流行ってるのは知ってたけど、まさか自分のとこに回ってくるなんて。びっくりだー。
でもせっかくなので、答えちゃいます。でもこれ、すごーくむずかしいよね?特に4問目。

Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

えーと、あたしはi book G4を使ってます。i pod miniと同時に買ったので(名前はchoco me。堂島孝平の曲名choco me babyからいただきました。)今は3.10GB 834曲入ってます。
持ってるCDの半分くらい入れてる感じかな。お部屋ではi pod miniをスピーカーにつないで聞いてます。
でもいっとう聞いてるのは、自転車に乗ってる通勤のとき、かな。

Song playing right now (今聞いている曲)

今、これを書きながら聞いてるのは、SHORT CUTTER!/堂島孝平です。
つい先週の土曜日、SHIBUYA AXでのライヴに行ったばかりなので、土曜日からこっちヘビロテなんです。
ライヴ行ったあとって、いつもそうなんだけど。

The last CD I bought (最後に買ったCD)

WHITE AND BLUE/堂島孝平
6月の頭に出たこのCDが今のところ最後に買ったCDです。堂島孝平のアルバムがでるとしばらくそればっか、って感じになるので、他の音楽を聴くように思考回路がまったく働かない・・・

Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

これだよね?いっとうむずかしい質問って?
listen to a lotとmean a lot to meって意味全然違うよー。むずかしい・・・
でも何とか書いてみます。今思いつく、思い入れのある方で。
真剣に考えだすと「5曲なんて選べないー!」ってなるに決まってるので、20/6/2005ver.で。

小学生のとき、はじめて手にしたLP(ふふふ、あたしもCDじゃありません。)がカーペンターズ
この曲はバート・バカラックの名曲ですが、数々あるカヴァーの中で今でも彼らのClose to Youが真っ先に浮かびます。多分、こどもながらに「せつない」という感情をダイレクトに受け取った最初の曲だと思います。
「せつない」っていうのはこの曲に歌われているような気持ちや音符なんだと。
カレンの声もセンチメンタルな声ですよね。それもあるのかも。
「どうして鳥たちが急にあらわれたのかしら?
それはね、あたしと同じでみんなあなたのそばにいたいからなの」
うーん、歌詞もかわいい。

あたしに「自分の目で見て、自分の頭で考えて、感じること」を教えてくれたミュージシャンのひとりです。
そして、その彼の曲の中でもこのYoung Bloodsはこれこそmeans a lot to meという曲。
この曲を聞くまで自分の頭で考えたことのなかったあたしは、はじめて「あたしはこうするんだ」と決めて動くきっかけになった曲。(今思えば「うわー!」と叫んで逃げ出したいようなお子ちゃまな勢いだったんですけど。ああ、こうして書いてるだけでも顔が赤くなってくるよ。ハチクロ羽海野チカ風に言えば「青春スーツ」を着込んでいた頃、ですね。)
ポップス、ロックンロールっていうものが、のちのちのあたしの人生にこうも影響力があったとはね。
彼の音楽から大瀧詠一山下達郎大貫妙子をはじめとするポップスに深く入り込んでいったんだから。(そしてこれは今現在の堂島孝平に続いているし)

J.S.Bachのハープシコード・コンチェルト。
クリストファー・ホグウッドver.は「へええ、クラシックってビートがあるんだ」と思わせてくれたもの。
クラシックって歌詞がないからなんとなく聞きづらいような気がしていたけど、全然聴ける!とこれを聞いて思いました。このHogwood ver.は「その曲が作られた当時の楽器と編成で演奏する」というのが前提で演奏されているので、ちょっと聞くと楽器の数も少なくて地味な音なんだけど、あたしは好きです。息づかいの聞こえる感じが。

自分でもこれが入るのか!って感じなんですが。
くせがある、というよりくせしかないような紙一重な感じ(何が?)の岡村靖幸
手放しで「好き!」と言いにくい感じなのに、5曲選べと言われたら入ってしまいました。
意地っ張りで、ひねくれてて、何考えてんだかって感じの人が、いきなり素直になると弱い、というあたしの弱点を突いたような曲(笑)いきなり思いつきで選んだけど、けっこう象徴的、かも。

このダイアリーの中でも、この曲については「暑くるしく」語ってしまったことがありますが、これもmeans a lot to meの1曲。
とにかく「あたしが聞きたい!と思う音楽を作る人」である堂島孝平の1曲を選ぶなんてむずかしいんですが、それでも、と言えばやっぱりこの曲。
歌詞が、メロディーが、というのじゃなく五感で「この曲だー!」と思いました。はじめて聞いたとき。

Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)

これ、むずかしい・・・
上記の1行を書いてからしばらく考え込みました。
うん、でも公開、非公開は別にして5人に渡します。

あー、おもしろかった。やっぱり4問目がむずかしかったなあ。
でも今まで聞いてきた音楽をえーと、えーと、ってたぐっていくの、とっても楽しかったです。
kinutさん、どうもありがとう!これからも時々遊びにきてください。
あたしも遊びにいきます。
このmusical batonを書いてるとき、「なんだかこれってまるでNick Hornbyの31 Songsって本みたいだな」って思っていました。そう、せめて31曲選べるならね。
(31曲選んでも「31曲じゃむずかしい・・・」とか言ってそうですが)