*p1*[day in day out]エコアンダリヤ
ふだんは市場で野菜を買って放り込むような大きめマルシェかごを1年中どこに行くにも持って歩いてます。読みかけの本やノートブックをいつも持ち歩くし、水筒やお腹がすいたとき用にビスケットも、買い物したらエコバッグなくても全部放り込めるしと便利なんだけど、ちょっと近くに買い物に行くとか友達と夕方からごはんを食べに行くだけとかには大きすぎる。ちょっと小さめでかわいくて使い勝手のいい夏のかごはないかなーと探したんだけど、なかなか気に入ったのが見つからない。それなら作るかー、と作ったのがエコアンダリヤで編んだかご。マルシェかごのS-Mサイズくらいの大きさでいくつか編んだところ。
エコアンダリヤは木材パルプが原料のレーヨン100%の糸。しゃりしゃりしていて編んでても暑くないし、出来上がると少し光沢はあるけどラフィアで編んだような感じに。糸自体とっても軽いのでかなり大きめのものを編んでも軽い。冬の手袋やマフラーを編んでる棒針はかなり慣れたんだけど、エコアンダリヤはあんまり使ったことのないかぎ針。最初はかぎ針で編むときの力の配分がわからず、妙に力が入って右手がつりそうになりました。(今は慣れて大丈夫)
写真のはお財布とスマートフォンとハンカチ、あと折りたたんだナイロンのエコバッグとリップグロスが入るくらいの小さなバッグ。近くの買い物用に「松編み」*1の練習をかねて編んだもの。このくらい小さなものなら週末の1日で十分編めるし、帽子やバッグなどの小物なら思ったより時間はかからないと思います。
今年は手芸売り場にエコアンダリヤで編むバッグと帽子の本がたくさん出てます。個人的には「リトルバード」*2編集の本がおすすめ。掲載作品が無駄に装飾的な手作りを強調したものでなく*3シンプルでちょっと気のきいた、おしゃれさんなデザインの手芸本ばかりなので。背表紙の下のほうに小鳥のマークがついているのですぐわかります。

エコアンダリヤのかごバッグ&帽子―サイズで選べる子どものアイテムつき

エコアンダリヤのかごバッグ&帽子―サイズで選べる子どものアイテムつき

天然素材で編むかごバッグと帽子―ecoーAndaria (SEIBIDO MOOK)

天然素材で編むかごバッグと帽子―ecoーAndaria (SEIBIDO MOOK)

ナチュラルでかわいいかごバッグ&帽子 (SEIBIDO MOOK)

ナチュラルでかわいいかごバッグ&帽子 (SEIBIDO MOOK)

*1:松が枝を広げたような模様。いろんなバージョンがある。

*2:雄鶏社の元社員の方々が立ち上げた手芸の編集プロダクション

*3:手芸本には「え?!本当にこれを編んで着るの(持つの)?!嘘でしょう?!」という、現実のお洋服や靴と絶対に相容れない単なる手芸技巧作品集みたいな本が本当に多いので。またそういう本のスタイリングがびっくりするほどタイムレスなんだよなあ(笑)